社会のひろがり
- kodomotoshippo
- 2019年6月13日
- 読了時間: 2分
開所当初からこどもの城ひだまりにいるくまちゃんも暑さでうなだれています。

さて、皆様同お過ごしでしょうか?
先日、ひだまりに来ている中高生のS君とY 君が将棋を通して、積極的に会話をしていました。S君はしゃべるのもいつもめんどうくさそうにしているのに、あのS君が積極的にY君に教えているではありませんか。今まで同じ日、時間に一緒にいても、お互いに話をする様子がなかったのでちょっとうれしいひと時でした。
何よりも本人たちがとても楽しそうにしていました。
そこへ小学生のM君はみんなで人生ゲームをしたいといいました。
さあどうしましょう。
お兄ちゃんたちの将棋が終わるのをまてるかと聞くと素直に待っていました。そして、お兄ちゃんたちも加わって人生ゲームで盛り上がりました。
スタッフも子供たちも、人、モノ、場所、いろんなものがうまく重なる瞬間って、とても心地の良いものですね。こどもの城ひだまりという小さな社会が生まれたのを感じた日になりました。

中高生の支援では、支援者がまず、信頼できる第三者になること、社会的モデルの提示、形成、居場所づくりということです。
また、モデルとなる人物というのもがとても大切になってきますね。こういう人になりたいとか、そういうイメージをなかなか持てない子供たちが多く、目標の設定ができずに、現状の課題に、少し不器用に葛藤する姿をよくみます。
社会が広がる中で、かかわる人も増え、そんな中で、少しでも良き出会いがありますように。そんなことを思う日々です。
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