1月20日は平日だったので
その前の土曜にムーチーづくり
前日、ムーチーカーサーを
知り合いの畑からからいただきました
意外に作るのが初めての子が多い
「早く!」と興味津々の子や、
「匂いが嫌い」「家族みんな食べれない」
という子もいましたが
皆で参加することが出来ました
活動のねらいとして
「沖縄の食文化に触れ・体験する」
というつもりでしたが…
いざ始めてみると、困った困った!
計量カップに水を入れながら
「水340ml図れたよ」
「ちゃんと置いて図った?」
「は?なんで?ちゃんと340だよ」
「カップを置いて図らないとわからないよ」
「はぁ?なんで?手に持ってもメモリ見えてるよ」
と。
「みて、手にもって図ると340が
200にも500にも変わるんだよ」(カップ傾ける)
「本当だ!すごい!!」
「だから、置いてから図るんだね!」
「次はこねた生地をちぎって7等分にしよう」
「えーっと…(ケーキを切る仕草)7にならない…」
「4とか6とか8なら、なるよな」「7にならんな」
「とりあえずちぎってみるか」
こんな感じに大きさが…
見かねた指導員が
「私なら3個に分けて、それを2つに割って
6個にして、6個から少しづつちぎって7個目を作るかな」
「おぉー!それな!」「やってみよう」
まずは大きく3等分
手にもって重さが一緒か確認してみる
半分にして…
やっとうまくできた
隣のグループは要領よく…
包むのも一苦労
「蝶結びってどうするんだっけ?」
「何回巻いてむすぶんだっけ?」
こまめに説明したり
手とり足とり…
口頭での指示がなかなか入らない子や
分からないことが不安で何度も聞いてくる子
様々な姿がありました。
この人数での活動で困惑している…
学校ではさらになんだろうなと
改めて考えさせられるときになりました。
ムーチーが苦手という子も
自分が作ったものということで
嬉しそうに持ち帰ることが出来ました。
作っているときに職員と子どもと
「ムーチーって健康祈願で吊るすんだよ」
という会話があったようで
職員が後日、下げムーチーを
作ってくれました。
パートの職員が
「私のうちでは当たり前に下げていたが
しっかりした家庭の子が初めて見たと言っていて、
意外でした。様々な家庭があるのだと
このことから分かった」と話してくれました。
たかがムーチーの活動と思っていたが、
様々な発見があった活動になりました。
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